女性に多い病気です。男性ではまれです。年齢を問わず罹りますが、 若い方に多く見られます。女性の外陰部にいる細菌が尿道から入って膀胱粘膜に付着、 繁殖して起こります。
通常は菌が入っても膀胱の感染防御機構が働いて膀胱炎にはなりませんが、 ストレス、疲れ、体調不良(風邪を引いた後など)、冷え症、 尿を我慢しすぎた、1日の尿量が少ない、性行為などの様な要因が重なると膀胱炎になります。
などがあります。
尿検査と尿の細菌培養検査で診断します。 トイレで紙コップに尿を採ってきていただきます。
尿検査:白血球(炎症細胞)が増えていれば膀胱炎と診断します。結果は直ぐに出ます。
尿細菌培養検査: 細菌の種類と抗生物質の効き具合を確認します。結果は3-4日かかります。
細菌の種類としては、大腸の中にいる大腸菌、腸球菌や、皮膚・粘膜にいるブドウ状球菌、連鎖球菌などがよく見られます。クラミジア(性感染)のこともあり、クラミジア膀胱炎が疑わしい時は尿中クラミジアのDNA検査をします。 まれに細菌が証明されないこともあります。
腸内細菌のような普通の菌が入り込むことで起こる急性細菌性膀胱炎、
結核菌による結核性膀胱炎、
子宮癌などに放射線治療をしたときに起こることのある放射線性膀胱炎、
エンドキサンなどの抗ガン剤で起こる出血性膀胱炎、
おしっこが出にくくなる病気(神経因性膀胱、autolink前立腺肥大症/autolinkなど)に合併することの多い慢性膀胱炎や、
細菌感染はなく原因不明で1日に20回以上の強い頻尿や下腹部に強い痛みがある間質性膀胱炎などがあります。
ニューキノロン系やセファロスポリン系の抗生物質を使うことが多いです。
膀胱には感染を防御するシステムがあります。一つはおしっこをすることで細菌を体の外へ排出すること、もう一つは膀胱粘膜の防御作用です。この作用を効率よく働かせる事が重要です。
水分を十分にとり尿量を増やし、膀胱の中で細菌を繁殖させないようにトイレを我慢せず排尿するようにして下さい。過労を避け十分な休養をとると予防になります。
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